バルコニー外壁塗装時のポイント


 

 

住宅の外観を美しく保つには、屋根や外壁、バルコニーなど外に面している部分がきれいでなければなりません。
新築だった時はきれいだった外壁、バルコニーも雨や紫外線など外気の影響を受け劣化します。
傷んだ部分は補修し、リフォームしましょう。

 


1.外壁塗装と防水塗装

バルコニーの塗装は、外壁全体でおこなわれる外壁塗装と防水塗装があり、状況によって選ぶのが一般的です。
バルコニーだけが傷んでいるように見えても、実はヒビが生えていたり亀裂がおこっていたり外壁も老朽しています。
もしバルコニーだけ塗装をしたらそこだけが浮き、ほかの老朽が目立ってしまうので注意が必要です。
外壁塗装はアクリルやウレタン、シリコン、フッ素の4種類がポピュラーです。
この順番に耐久性が長くなり、費用が高額になります。
その場の費用を安く抑えたいのであればアクリルやウレタン、
少し費用がかかっても外壁塗装の頻度を少なくしたい場合はフッ素を選ぶと良いでしょう。
また、シリコンは、費用と耐久性のバランスが取れている塗料で、多くの場所で利用されています。
なかなか決まらない時は無難なシリコンがおすすめです。

 

2.防水塗装の種類

建物のバルコニーには、防水施工されているのが基本です。
もし施工されていないと雨水が建物に侵入し、雨漏りにつながってしまうおそれもあります。
特に亀裂やヒビが生えている場合は要注意です。建物が老朽し、安全性に響きます。
防水塗装で主に使われているのがウレタン防水とFRP防水です。
ウレタン防水は厚みが均一になりにくいなど問題点もありますが、
さまざまな形状に対応できる柔軟性がメリットです。
また、比較的費用もリーズナブルになります。耐久性は約8年程度から約10年程度です。
FRP防水は強度の高さがメリットです。
費用はウレタンに比べると高くなりますが、強度を重視している人におすすめできます。
耐久性は約10年程度から約13年程度です。

 


3.外壁塗装にふさわしいシーズン

外壁塗装は重ね塗りが基本なので、乾燥がカギを握っています。
湿度の高いシーズンは不向きで、乾燥しやすい時期が適していると言えるでしょう。
また、しっかり乾燥させてから重ね塗りをすることは、仕上がりのクオリティーにも関わります。
美しい仕上がりのためにも、シーズンにこだわりましょう。
ただ、予約が集中しなかなか日程通りにいかない…というケースもあるので注意が必要です。
希望の日程に施工してもらえるように、できるだけ早めに予約を入れましょう。

 

バルコニーの塗装は、外壁塗装と防水塗装があります。
外壁塗装にふさわしいシーズンは乾燥が大きく関わっているので、
仕上がりのクオリティーのためにも時期にこだわりましょう。