【塗料に備わる機能を解説！汚れにくい外壁塗装で家を守ろう！】

外壁は、雨風や湿気、汚れた空気や紫外線など、様々な外的要因の影響を受けてしまう部位です。
しかし塗料をきちんと選ぶことによって、汚れにくい外壁にする事もできます。
この記事では、どのような塗料が外壁を汚れにくいものにできるのか、
まとめてご紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。

■汚れにくい外壁塗装で家を美しく保とう！

外壁塗装には大きく分けて「美観」と「保護」の二つの意味と目的がありますが、
汚れやすい外壁塗装を選んでしまうと、どちらも台無しになってしまうでしょう。
外壁に雨がたれた跡がついたり、藻やコケ、カビや錆びなどが発生したり、塗装が変色したりなど、
そのどれか一つでもあると、美しい家だという印象を人に与えることは出来ません。
また、小さな汚れでもそのまま放置しておくと、だんだんと広がって、
塗装で出来た保護膜が少しずつ剥がされることで、外壁の劣化を早めることになってしまいます。

■汚れにくい外壁塗装とは？

ここでは、簡単にですが、家を汚れにくくする機能を持った塗料について説明します。

▼セルフクリーニング機能のある塗料を使用する

セルフクリーニング機能とは、親水性の高い塗料を建物の外壁に塗布することによって、
雨が降った時に塗膜が水に馴染みやすくなり、
外壁に付着した汚れなどを雨水で洗い流しやすくしてくれるという機能です。
セルフクリーニング機能を持つ低汚染塗料は、塗料のグレードにもよりますが、
シリコン塗料を使う場合と比較すると、材料費のみでも2割ほど高いです。
それでも、排気ガスなどの汚れなども雨で自然に洗い流してくれるので、
幹線道路沿いにお家の外壁塗装にオススメです。

▼防カビ機能のある塗料を使用する

家を建てたばかりであっても日当たりや気候・周辺環境などにより、
すぐに壁にコケやカビが生えてしまう場合があります。
しかし、防カビ機能を備えた塗料を使用することで、今後のメンテナンスがずっと楽になるでしょう。
防カビ機能のある塗料には、塗料自体に防カビ機能が備わっているものと、
通常の塗料に防カビ剤を添加して防カビ機能を加えるものがあります。
最近の塗料は通常の塗料であっても、ある程度の防カビ性は備わっていますが、
しつこいカビやコケなどに効果のある防カビ機能を持った塗料は、
シリコン塗料を使う場合と比較すると、値段が1割ほど高いです。
自宅の日当たりが悪く、カビが生えやすい面がある場合は、ぜひ防カビ機能を備えた外壁塗装を選択してください。